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英語学習

Learning

ネクサス

大人の表現へ向けて


さて、ここまでやってきた。1つか2つの項目を除外して、もう十分!
いままでのことを踏まえて、君にもできる大人の英語表現(どんなに英語が得意だと言う人も、この表現方法を自由に使えるひとはいまい!)を会得していただく。


まずはこて調べ。
今までとは違って、主語と述語の小さなセットが、それより大きな主語と述語のセットの内部に置かれている文(=複文)でモノを言う訓練。
とにかく、例外抜きで、すべて「主語1+述語1that 主語2+述語2」の形でやってみよう。

1.私は、彼の発言が示唆的だ、と思った。
2.彼女は、彼女の(本当はこういう時、日本語では彼女の立場にたって「自分の」と表現する。“映像”を見れば、一目瞭然。)父親がDJだ、と言った。(もちろん、括弧内の日本語は英語にしなくていい)
3.私は、彼が信頼できると、信じている。
 rely
 reliable
 reliability
4.私は、彼がそれを作る、ことを欲する(want)。
5.その曲いいじゃん(good)、と私は思う。


次は質問。次の英文の意味わかる?(あるいは、“見える”?)
① I believe that he is honest.
② I believe his being honest.
③ I believe his honesty.
④ I believe him honest.

これがわかるひと、なぜそうなるかわかる?
あるいはこれがわからないひと、非常に簡単な公式がある。その名をJesperson文法と呼ぶ。


学べ!!

1. 前の他動詞の説明を思い出せ。
=動詞の後ろには基本的に名詞を放り込まねばならない

2. ex. I want [  ].
         ↑
       an apple
       my sweetheart
       a new CD by “Morning Musume”
   とにかく名詞を放り込めばOK。

3.しかし、「欲する」のは何も名詞で表せるような“モノ”だけではない。自分がある物を作りたくないとき、「彼がそれを作る」という“文”も「欲する」と思う。
= I want [    ].
       ↑
     an apple
     He makes it

=「私は、彼がそれを作る、ということを欲する」

4.いま、「私は―欲する=主語1+述語動詞1」だから、 
I want の後ろに「彼がそれを作る」を放り込まねばならない。
しかし、動詞の後ろは「名詞」という決まりがある。それ以外は絶対に入れてはならない!

5. じゃあ、どうする?そう、“文”を名詞に変えればいい!

6.He makes it.という文をどうやって名詞にするのか?
実はその方法が基本的に3つ、応用で1つの計4つある。

まずは基本の3つ
I want [ ]. that he makes it.・・・・・① that を文の頭につけるだけ his making it.・・・・② 主語+述語動詞を「所有格+~ing」にする him to make it.・・・・③ 主語+述語動詞を「目的格+to do」にする


これは、頭で何も考えることなく、ただ機械的に変えればいい。すなわち、練習をとおして“体”で会得して欲しい変形3規則である。

そこで、上で答えた5の“こて調べ”の英文を書き換えてもらいたい。①の形が答えとなっているので、②と③の変形だけやってみてほしい。

1.


2.


3.


4.


5.



さらに、“公文式”のごとく、練習!まずは、日本語から映像を頭に見て、もう一度日本文をにらんでほしい。
最初にやって欲しいのは、主語1+述語動詞1の部分。
次は、それ以外の部分を主語2+述語動詞2として英文で書く。
さらに、その主語2+述語動詞2の英文を変形①②③と変えて3種類の英文表現を作る。

1.わたしは、君がセル(例の電話のこと)を買う、ことを欲する。
 主語1+述語動詞1:
 主語2+述語動詞2の部分の全文:
 (     )(     )[        ]. 名詞変形①
   主語1   述語動詞1 [     ]. 名詞変形②
[ ]. 名詞変形③

2.わたしは、彼女がかわいい、と思う。
主語1+述語動詞1:
 主語2+述語動詞2の部分の全文:
 (     )(     )[ ]. 名詞変形①
   主語1   述語動詞1 [ ]. 名詞変形②
[ ]. 名詞変形③






3.彼女は、彼女が(=自分が)金メダルを取る、と語っている。(a gold medal/ 順位に絡む商品を獲るのはwinと言う)
主語1+述語動詞1:
 主語2+述語動詞2の部分の全文:
 (     )(     )[ ]. 名詞変形①
   主語1   述語動詞1 [ ]. 名詞変形②
[ ]. 名詞変形③

4.私は、彼が“飛ばし屋”だ、と思う。(映像を思い浮かべよう。すると「飛ばし屋」とは何をどうすることになる?ちなみに、「凄いスピードで」はat top speed)
主語1+述語動詞1:
 主語2+述語動詞2の部分の全文:
 (     )(     )[ ]. 名詞変形①
   主語1   述語動詞1 [ ]. 名詞変形②
[ ]. 名詞変形③


5.私は、ノストラダムス(ローマ字で)が再び人気(popularity)を得る(get)、と期待している(expect)。
主語1+述語動詞1:
 主語2+述語動詞2の部分の全文:
 (     )(     )[ ]. 名詞変形①
   主語1   述語動詞1 [ ]. 名詞変形②
[ ]. 名詞変形③



次は、上のような括弧無しで、同じことをやっていってもらいたい。いきなり変形3つを書き並べてもよし。上のやり方の流れにそって書くもよし。ご自由に。

1. 彼は、君がアルバイトをする(has/ a part time job)ことを、勧めている。(suggest)