職業選択
Jobエンジニア(サポート)<コンピューター>
1. コンピューター・エンジニア(サポート)の仕事の概要と英語
【どんな時にどのような英語が必要か】
・左の「コンピューター・エンジニア(サポート)の英語使用に関するインタビューを見る」をご覧ください。
コンピューターに関する職業は、英語を不必要と考える人もいるが、インタビューにもあるように、コンピューターはアメリカ生まれのものであり、最新技術はアメリカからやってくることが多い。そのときの文章は、英語である。とくに、ソフトは日進月歩であり、マニュアルは常に英語でやってくる。マニュアルが翻訳されるのを待っていては、あまりにも時間がかかりすぎる。ソフト開発を行えば、技術的にアップデートできないし、インタビューに応じていただいた方のように、顧客のサポートを担当する場合は、マニュアルをすぐに読んで理解しなければ、仕事にならない。
インタビューに応じていただいた方は、サポートを主に担当するが、担当するソフトウエアがオーストラリアのものであるため、もちろん、英語でマニュアルをすぐに読まなければならない。
また、インタビューの中では言及されていないが、わからないことあれば、本社のあるオーストラリアに電話で問い合わせたり、メールをやりとりする。そのとき、英語の会話や英語の読み書きは必須のものとなる。
なお、インタビューに応じていただいた方は、起業家でもある。コンピューター関連では、起業家が比較的多いが、これから同職種で起業を考える方は、英語が絶対的に必要であると考えねばならないであろう。
2. ミッション
コンピューターのハード部品やソフトウェアの英語版マニュアルを、どれでもよいので一冊読みとおすこと。
ハードやソフトの不具合で考えられることをメモする。その不具合が起こった場合、相手がどのようなことをこちらに相談してくるのか、また、それに対して、どのようにこちらが説明するべきかを考える。それを、会話のやりとりの形で英作文し、すべて暗記してしまう。時間があるときでいいので、暗記した英語を何度も口に出すこと。これを何度も、またいくつかのシチュエーションを考えて練習することで、同職種における英会話の基礎が身につく。
(本ページは科研費(課題番号21520608)の助成を受けたものである。)