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職業選択

Job

映像編集者

1. 映像編集者の仕事の概要と英語

 

・左の「映像編集者の英語使用に関する動画を見る」 をご覧ください。

 

映像編集者の仕事とは、プロの映像撮影者が撮影したビデオを編集したり、個人の顧客が撮影したビデオを編集し、DVDやビデオを制作する職である。

 

映像編集の仕事で大切なのは、生映像の内容を理解し、内容をもとにして、いかに映像を効果的に、まつ印象的に作るかということである。そのために、生映像をカットしてつなげていく。

 

その生映像が英語の場合は、英語を聞いて理解できないと、生映像をカットすることが不可能になる。場合によっては、キャプション(字幕)を入れる依頼もあるし、依頼がなくても、商品としてより質の高いものを作るために、自ら入れることもあると言う。

 

企業がグローバリズム化することによって、企業紹介のビデオやDVDは、英語版の依頼が増えているらしい。英語はできないと、この先、仕事が目減りする一方であるとのことである。

 

 

2. ミッション

 

・左の「トライしてみよう」を使って、映像編集をしてみてください。ビデオ内の余計な部分をカットし、英語のキャプション(字幕)をつけてみよう。あるいは、英語のキャプション(字幕)の代わりに、話の内容を日本語でまとめ、映像の中に日本語で入れてみよう。(*編集ソフトが必要です)

 

あるいは、YouTubeにある日本文化に関するもので、自分に興味のある、あるいは趣味に関する映像を(可能であれば)共有し、そのビデオを編集してみてほしい(簡易版なら無料でソフトをダウンロードできる)。

 

一方で、同じくYouTubeにある英語版のビデオで、自分に興味のある、あるいは趣味に関する映像を(可能であれば)共有し、そのビデを聞きながら、編集してみほしい。YouTubeにあがってるものは、編集済みのものがあがっているが、それをさらに編集して短くするということをするのである。英語を聞き、カットする部分を決めたり、重要と思われるところにキャプションを入れることをしてみほしい。もちろん、編集機材がなくても、紙の上で、「ここからここまでをカットする」とか、「ここにこういうキャプションを入れる」ということで英語を書いてみる方法もできる。

 

自分に聞き取れる範囲の英語の映像を選ぶことが重要。(上記作業は、ある意味、「ディクテーション」という英語学習における練習を、ビデオ編集という「タスク」によって行うのと同じであるので、英語力アップにも期待できる)。

 

(本ページは科研費(課題番号21520608)の助成を受けたものである。)