職業選択
Job弁理士
(動画はありません)
1. 弁理士の仕事の概要と英語
発明や実用新案や商標等を、特許庁で手続きする仕事である。
ある関西の弁理士で、英語をよく使っている方がおられ、話を聞いた。
当の弁理士さんによれば、弁理士の職では英語は、「できた方がよい」とのことである。
世界中で特許権が重要視されるなか、国際特許をよくとる時代。したがって、それに関する仕事も増加する。もっとも、特許の翻訳に関しては、それ専門の翻訳家がいる(「翻訳業」のページとそこにあるリンクを参照)。話を伺った弁理士さんは自分で翻訳もされるが、そうでない弁理士さんは、翻訳家にお願いする。しかし、そのような場合であっても、翻訳家が完璧に翻訳しているかどうか、少なくともチェックする必要はあるとのことだ。(もう一つ言えば、特許翻訳のバイトみたいのもあるので。もちろん、ちゃんとした知識のある人がやっていはいるのだが)。専門性が高い仕事であればあるほど、他の人には考えつかないようなこともしっかりと押さえている(これは、編集や校正の仕事も同じである)。したがって、最後は弁理士さん本人の英語力にかかってくる。
2. ミッション
まずは専門を磨くこと。次に、特許の英語は或る程度、パターンとクセがあるので、そのパターンとクセに慣れ、また、覚えること。市販の文例集等もあるので、それでまずは練習。
(本ページは科研費(課題番号21520608)の助成を受けたものである。)