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介護サービス業

介護サービス業

【介護サービス業のインタビューを見てみる】(撮影した動画が不調にて再度取り直してきます)

 

お世話になった企業様。

有限会社守明様。

1.介護サービス業の仕事の概要と英語

【どんな英語がどんなときになぜ必要か?】

 

介護サービス業は現在、国内展開と国外展開する二種類の要素がある。

 

国外展開は、とくに昨今、中国で行われている。日本より激しい少子高齢化社会が2020年ぐらいから始まるためである。

 

国外展開の場合、サービス技術を提供する者は、英語に加えて、展開する国の言葉が必要になろう。医師や看護師も言っていたが、相手が安心できることを重視される本職種でもまた、相手が相手の言葉でそのまま話しができること、こちらは、それに応えてあげられることが必要になるためである。また、現地の人たちに技術を教えることに特化する場合は、英語を介した通訳によって、伝えられる。経営者であれば、英語でもよい。

 

では、国内展開の場合はどうだろか。インタビューを行った介護サービスの方は、現在は必要ないが、今後は必要が出てくると述べた。というのは、国内では介護サービスの人手が足らないため、どうしても海外から研修生を雇わなければならず、最終的に研修生は上に書いたことと同様、日本語を学ばねばならないものの、はじめは意思疎通のために英語が必要になる、と述べていた。

 

逆に、上記した業務と関連がなければ、英語は不要である。日本の介護医療は、国の介護医療保険制度を用いて行われている。したがって、海外から日本に来たとき、この医療制度を受けるには介護医療保険を支払っているという原則がある。介護医療保険は日本在住の人々に特化された制度であるため、ふつうの介護医療では英語より、より幸せな日々を送られるようにしてあげることが最重要なこととなる。もっとも、介護が必要な方々には、知的刺激がほしい方々もいると思われる。かつて英語が好きだった方々もいるはずである。普段英語を使っていたのに、介護の対象となったために、英語を使わない環境に置かれることで気持ちがとても塞いだりイライラしたりする方々がいると考えられる。そうした方々への心の元気づけに、英語で話してあげることは、筆者の経験上、とても重要である。一気に元気が出るはずである。

 

なお、介護サービスを経営する方へのインタビューから、医療コーディネーターの仕事への言及があった。介護サービスをするわけではないが、介護の概要的知識が必要になり、加えて英語が必須であるとのことである。


2.ミッション
  まずは日常会話。かつて英語が好きだった、また英語をバリバリ使っていたおじいちゃんやおばあちゃんに英語で接するため、若いころの話を日本語で聞き、そのときの業務を思い出しつつ、その場面に合わせて英語を話してあげよう。あるいは、昔の思い出を英語で話してもらうというのもよいであろう。また、海外から来た同僚には、介護に関する専門的なことが話せるようにするのだが、これは日常会話に専門用語を上乗せして話せる。専門用語を学んでおこう。


(本ページは科研費(課題番号21520608)の助成を受けたものである。)