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一般的企業(いわゆるサラリーマン)のまとめ

一般的企業(いわゆるサラリーマン)のまとめ

1. 一般的企業(いわゆるサラリーマン)のまとめ

一般的企業というくくりは、非常にあいまいに思われるが、ここでは、いわゆる大手企業のことであると考えていただきたい。

 

こうした大手企業は、職種の違いを越えて、英語が必須であることはメディアでご存じであろう。

 

2001年に吉原たちがすでに記した本(吉原英樹、岡部曜子、澤木聖子『英語で経営する時代:日本企業の挑戦』有斐閣、2001)を参照していただければ、各社の詳細が載っている。そこにあるのは、NECSMK、伊藤忠商事、花王、兼松、コマツ、スミダ、住友化学工業、住友商事、ソニー、トヨタ自動車工業、東京海上火災保険、日本テレコム、日本郵船、堀場製作所、松下電器産業、松下電池工業、三井物産、三菱商事である。

 

商社はもともと海外にある商品の買い付けや海外企業との橋渡しをする職種であるので、英語は昔から必須であった。これに加えて、生保、自動車、通信、運輸、建設等々、様々な職種が並んでいる。自動車は、ここではトヨタ自動車しかないが、もちろん、日産だって英語は必須。社内で使われている。楽天、ユニクロ等々、挙げればもはや枚挙にいとまがない。

 

こうした「大手」の企業は、他にも報告書が出ているので、それらを参考にすればよい。

 

動画については、「簡易職業表」にもあるが、「加飾フィルム製造業」をご覧になっていただければ、大方こんな感じであると思っていただいて結構である。あるいは、「簡易職業表」の他のものも参照にされればよいと思う。

 

私がこのHPで行いたいのは、「メディアや世間が、英語が必須と知れ渡っている“企業”における仕事上の英語使用の実際」ではない。そうではなく、トップページにも書いたが、メディアが伝えず、世間でも、「こうした規模の会社でも英語がいるのか」ということ、「こうした職業でも英語がいるのか」ということを調べ、伝えることである。

 

労働人口95%で504種類の職種があるようであるが、上の大手企業(企業は一つ一つの名前がついた会社のこと)の職種で、すでにいくつか網羅されている。そのほかの、だれも想像しないような世界でも、英語がいまや必須になっていることを見ていただきたい。

 

同時に、英語を使う職業に就きたい、と考えている方がいるのなら、いまや「どれでも」の世界であることを知り、英語で「何」がしたいのかを、今一度、世界を広げて考えていただければと思うのである。

 

 

2.ミッション

「加飾フィルム製造業」の動画を見て、次のことにまずは挑戦してみよう。

まずは、自分で海外出張の予定を立てる。

行き先を決定して、次の地図で場所を探す。ホテルも探す。Multiplemap.com

電車での行き方を考える。次のサイトを利用して使ってみよう。Railfaneurope

相手へのプレゼンテ―ション用のパワーポイントを英語で作る。

自分の業種の最新情報をインターネット上の英語サイトで確認する。

 

 

(本ページは科研費(課題番号21520608)の助成を受けたものである。)