職業選択
Jobバス運転士
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1. バス運転士の仕事の概要と英語
仕事の概要は説明しなくてもよいかと思う。
私がインタビューしたのは、ある路線バスの運転士の方で、英語が話せるわけではない。この方曰く、英語が無ければ仕事が務まらないわけではないが、使えた方がよいとのことである。それは、医師や看護師がインタビューで述べているように、相手を安心させてあげられるという、人間のもつ温かさから発露する思いである。
具体的に言えば、運転士の方は、時々、外国から来た乗客を乗せ、道や降りるべきバス停を訪ねられたりするらしい。恐らく、私が想像するに、料金や料金の支払いの方法等についても尋ねられることがあると思う。
運転士の方曰く、降りるべきバス停を尋ねられるとき、相手が地図を持っていれば、何を言っているのかわからなくても、降りるべき駅のことであると想像でき、地図を指でさせば事足りるが、地図を持っておらず、言葉だけの場合は、何を尋ねられているのかわからず、ただ黙ってしまうだけであるとのこと。このとき、相手が困っている顔をしているため、「英語が話せたら、この人のためになれるのになあ」と、とても心を痛めるとのこと。
そうした人としての温かな心が英語の必要性を訴えていた。
なお、空港等から各駅を結ぶバスであれば、上記のケースは更に増加するし、海外から来る方も、英語が話せるものとの思いを持っているとのことであるため、下のミッションは最低限、遂行しておくべきであろう。
2. ミッション
料金の支払い方について、相手がどういう英語で尋ねてくるか考え、それに対して英語で説明してみよう。
料金がいくらなのか、相手が英語でどのように尋ねてくるか考え、それに対して英語で説明してみよう。
降りるべき駅を尋ねてくる場合、相手が英語でどのように尋ねてくるか考え、それに対して英語で説明してみよう。
(本ページは科研費(課題番号21520608)の助成を受けたものである。)