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職業選択

Job

飲食接客業

1.飲食接客業の仕事の概要と英語

【どんな英語がどんなときになぜ必要か?】

1.なんといっても外国人の接客

2.宗教上の理由のほか、健康上の理由や好き嫌いの理由で、結構料理について尋ねてくる。

 

 

☆1について
 昨今、都会も郊外も外国人が多く住むようになっている。グローバリズムの影響である。さて、言葉ができない客は、メニューの写真やメニューに書いてある英語表記をもとに料理を理解するからいいと考えているのなら、それは違う。料理の名前がわかったところで、その料理の何たるかがわからなければ注文のしようがない。その料理がどのようなものかわからなければ、当然、訪ねてくる。さまざまな客が飲食店には訪れるが、だからこそ、英語ができれば国の別を超えて、コミュニケーションが図れるのである。

 

☆2について
 これは、コンビニエンスストアのところにも書いたが、宗教上の理由で食べられらないものがある客は、当然、それについて尋ねてくる。また、健康上の理由や、単なる好き嫌いの理由で、結構料理についていろいろ尋ねてくる。
 
なお、飲食接客業は、サービス業である。サービス業とは、相手に食べ物や飲み物を運ぶことを言うのではなく、相手の心を満足させる職業である。つまり、モノを運べばいいのではなく、コミュニケーションやホスピタリティが大切になる。でなければ、その店の評判が落ちるため、即刻クビだ。

相手が満足してもらうことがサービス業であるのならば、英語ぐらいできなくてはいい、ではまずその姿勢がまずい。給与をもらう限り、その道のプロであれ。

であるとすれば、料理について尋ねてくる人の気持ちを考え、さまざまな場面を想定しておくことが必要であると思われる。健康上の理由がある限り、栄養に関する英単語や知識は必須であろう。

ちなみに、英語ともう一ヶ国語(いまは中国語)ができる方が、何かとよいということを申し添えておく。


 

2.ミッション

メニューを考え、説明できるようにしてみよう。類似する料理については、同じ3つの事項についてそれぞれの料理の特徴を説明するようにしてみよう。

 

 

(本ページは科研費(課題番号21520608)の助成を受けたものである。)