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土産屋(駅)

土産屋(駅)

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1. 土産屋(駅)の仕事の概要と英語

京都や奈良、浅草等の土産屋には海外からの客が多く来る。大阪ミナミの道頓堀にある屋台のたこ焼き屋のお兄さんも、英語がペラペラだった。英語は必須である。というか、たこ焼き屋さんは土産屋さんではないが、海外から見て日本にしかないものに、海外の人たちが寄ってくるのは当然であり、またお客さんを楽しませるためのサービス的要素が多いため、そうした意味で、この種の職種では英語はできた方がよい。

 

ところで、ここに掲載するのは、そうした名所の土産屋ではなく、ある新幹線の駅にあるご当地ものの土産屋のことである。わたしは、二度、ある駅にあるご当地ものお菓子の土産屋で、海外のお客さんの通訳をかって出たことがある。どうにも、土産を買って帰りたいのだが、なにせ、店の人に英語が通じない。お客さんは、一度目はフィリピンからの方々、二度目は中国の方々、ともに、60歳代の女性客であった。

 

同じ駅の同じ土産屋で二度も同じことに出くわしたため、同店の方(同じく60歳代の女性)に急遽インタビューを試みた。

 

もちろん、英語はできた方がよいとのこと。最近はアジアからのお客さんが増え続けており、その際、英語で話しかけられるという。英語ができることの大切さは、儲けが出ることよりも、お客さんが家族に日本の土産を買って帰ったとき、ご家族が喜び顔が見たい、との思いの方が強いということである。土産店の中の撮影はふつう、どの国でもご法度であるのでビデオ撮影できないため、ここではテキストだけでご了承いただきたいが、店の方曰く、「いまの世の中、英語ができる人を採用したい」とのことであった。

 

 

2. ミッション

ご当地ものの土産屋に行き、いくつか似たような種類の土産を見つけ、それぞれ、商品の特長について3つずつ、英語で説明できるようにしてみよう。また、説明の際には、日本人感覚で行うのではなく、相手の国の文化を考え、その視点に立ってみて、その商品がどのように目に映るのか考え、説明を考えること。

 

(本ページは科研費(課題番号21520608)の助成を受けたものである。)