動画のサイズを変更して見やすくしました。また、動画等は別ウインドウで開くようにしました。一部の動画がリンク切れしていましたが、見られるようにしました。なお、動画が見づらい場合は、動画サイト上の解析度を上げてください。
これかもどんどん新しいものをアップしていきます。動画編集中のものは少しお待ちください。随時アップしていきます。
本サイトはどなたも自由にご覧下さい。先生も学生生徒さんも授業や勉強に自由にお使い下さい。動画の中に「無断使用を禁じる」と書いてあるものがありますが、それは「著作権が私にある」という意味です。「Copyright (C) 20〇〇 Akiyoshi Suzuki All Rights Reserved」と同じ意味であり、動画のあるいはテキストの引用元を示さない転載や引用等を禁じるという意味であり、私にいちいち許可を取らなければ自由に動画の閲覧すらできない、あるいは、させることすらできないという意味ではありません。どうぞ、おおいにご活用ください。
本プロジェクトは科研費基盤(C) 研究課題番号:21520608によって遂行されています(2012.03.31まで)。
サイトを新たに作り直しました。
この問いに具体的に答えられた人は私の知る限りいません。
実際に調べた人がいないからです。
そこで、私がどれだけの人が英語を必要としているのか実際に調査をしていくことにしました。
日本では、「英語は大事であるが、私には関係ない」と考える人が多いようです。本当でしょうか? マスメディアは大企業等の英語に関する状況を伝えていますが、いまや日本の若者たちは、大企業だから就職したいと考えるよりも、自己実現のための就職先を探す人が増えています。大学生であれば、大卒でなくても就ける職業や、卒業後に専門学校に入り直して就職するという人もいます。つまり、専門性を越えて、就職先は千差万別です。だからこそ、大企業で英語が必須になっているのはわかっているが、自分が将来就きたい職業は大企業ではないのだから、英語は自分には関係ないと考える傾向にあります。しかし、本当に関係ないのでしょうか。
そこで、私は英語が必要であるとあまり連想されない職種を中心に調査をしました。結果は下に書いてあるとおりで、ほとんどの職種の人々が英語の必要性を訴えています。
しかし、こうした現実を言葉で伝えても学習者にはなかなか伝わらないという経験を しました。
そこで、学習者に英語の重要性を説くには、仕事の現場へ行き、一日の仕事の内容とともに、いつどこでどのような英語をなぜ使わざるを得ないのか、生の現場映像を写し、それを学習者に直接見せ、あるいは、インタビューをそのまま見てもらい、学習者自身が自分で考えるのがよいと思いました。
当初はビデオ映像を使い、授業で見せていましたが、学習者から、web上で主体的に選べる形式のものを展開して欲しいと要望があり、このサイトを開設しました。学習者が、将来就きたい職種を選び、そこで英語が必要なのかどうか、必要であればどのような英語が、どのような理由で必要になるのか、英語の必要性について個人個人が自分で「納得」することで、自分にとっての英語学習の重要性を考えてほしいと思い、本ホームページを作っています。
日常生活では必要のない人がほとんどです。
そこで、仕事の現場でどれだけ必要とされているかを調べていくことにしました。
今の日本では、労働人口95%の人々が約504種類の職業についています。
せめてそれくらいはすべて調べてやろうと・・・。
現在は150職種までたどり着いています。
それも、英語を使うことを誰もが推測できる職業を除いて。(ただし、本HPではまだまだその一部が掲載されています。動画数も150もまだありません。これから、どんどん増やしていきます。いずれは500職種オーバーを目論みつつ)
すると、使う英語のレベルや頻度はさておき、英語を使わざるを得ないと答えたのは、148職種でした。
ここからまず、日本で生きていく上で英語は必須だと言えそうです。
英語はもはや、It's none of my businessとは言えません。It's your businessの時代です。
また、英語は必須で、もう一カ国語と言っている職種の方も少なくありません。
本サイトの動画、とくにインタビュー動画をご覧になっていただければおわかりになると思いますが、現在の英語の必要性は、決して金儲けのためだけにあるのではありません。
仕事で英語をどれだけ使うのかと調べていくうちに、逆に、金儲けのためというよりも、相手の気持ちが幸せになるために英語が本当は必要なのだ、ということを私自身も学びました。謝り方ひとつにしても、英語には色々な表現があります。ある状況を考え、自分がどう謝ってほしいか、考えてみてください。同じ状況に相手が直面した場合、自分が謝ってほしいと思ったように、謝ることが正解でしょう。そのときに用いる謝り方はどのような英語表現が適切か、という視点から、英語を学んでみてください。
また、英語はコミュニケーションツールです。英語で何を話し、書き、語るのかが重要です。その「何」は、大学生であれば、各学科の専門分野になります。たとえば、昨今、文学など、と言うひとが日本には多くいるようですが、文学の素養がなければ仕事にすらならないと言っている理系の人も少なくありません。これもインタビュー系の動画をご覧になればおわかりになると思います。
本動画をご覧いただき、英語のみならず、他の様々なことについて、現場の生の声を聞いて下さい。あとは、各自で、お考えになってください。そうしたことを考えること、そこが、すべてのスタートだと思います。
最後に、ここに概略した英語に関する本プロジェクトの趣旨に賛同して頂き、また、教育は人を育てることそれ以上でもそれ以下でもないこと、教育は次世代の日本の中核を担う人々を育てること、したがって、グローバリズム世界に生きていく日本全国の若者たちの明日のために無料でこのサイトを公開したいという教育上の本プロジェクトの趣旨に共感・理解して頂き、お忙しい中、快く取材をお引き受けいただきました各社・各団体の皆様方、本当にどうもありがとうございました。心より御礼申し上げます。(各職種ページ内に「協力」とあるのは、動画撮影にご協力いただき、かつ、お名前を出してよいという許可を頂いた会社様のものです)
(本プロジェクトの構想は1997年ごろであり、具体的な実現に着手し始めたのが2003年でした。実現にあたり、様々なお知恵やご協力を色々な方々から頂きました。ここに感謝申し上げます。特に、(株)ヤマイチテクノ様(大阪市)、(株)NTTコミュニケーションズ様(東京都)には特段のご協力を頂きました。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。)
*本ホームページは、長崎大学教育学部国際文化講座鈴木章能が作成、京都学園大学国際交流センター桑村テレサ准教授との共同研究を基に運営しています。ご連絡ご要望は次までお送り下さい。suzu-a[at]nagasaki-u.ac.jp ([at]をアットマークにして下さい。)